陽光のなか、車列がノロノロと動いては止まり、止まってはまた動く。車のいたるところから強い反射光がわたしの眼を射る。テレビなどでこちら側に向けて銃を撃っているシーンとそっくりだ。目の前を移動する車のかたちに合わせ、銃口の位置は移動するが、ずっと眼を射続けていることには変わりがない。
白い車が多い。塗料が安く、耐久性がいいからだ。色褪せしても目立たない。橋上の車列を横断して、川沿いに老夫婦らしき二人連れが駅の方向に向かって歩いていく。白っぽい幅広の帽子と白いキャップを被り、二人とも少し小さめのバッグを持っている。どこかお出かけするのだろう。女性は薄い青地の短い袖のワンピースに、花柄だろうか、ところどころ淡い赤が動く。男性は薄い地模様のある半袖シャツに白の半ズボン。ややずんぐりで背は高くないが、庭仕事や家事などはこまめにできそうなタイプに見える。少し歩幅狭く、彼女の１メートルほど前をせかせかと歩いていく。10秒ほどで家の向こうに消えて行った。
あなたは鮫が好きですか？わたしは子どもの頃からずうっと好きなんです。鮫にもいろいろな種類があるけれど、例外なく好きなんです。
Ως παιδί、わたしにとって鮫は食べ物でした。今から考えると、わたしの実家では、わたし以外はあまり鮫を好まなかったようですが、わたしはよく食べました。魚好きだったわたしにとって、のどに刺さる小骨のない鮫は、安心して食べることができたからです。蒲鉾にするような大きな鮫ではなく、せいぜい1メートルくらいの、歯のない小さな鮫です。Αλλά、それが鮫が大好きな理由ではありません。
鮫は、かたちも色も生活の仕方も好ましい。あの“JAWS” でその凶暴性が知られるようになったホホジロザメ（ホオジロザメ）ももちろん例外ではありません。好きな理由を考えてみると、①かたちや色の美しさ ②その美しさと優れた身体能力との神秘的なまでの一致感（鮫も実はマグロや鯛などとほとんど変わらない普通の肉食魚です。「凶暴性」なら、鮫以上の魚はいっぱいいます）、あたりでしょうか。
鮫ほど優雅で、身体能力が高く、奥ゆかしく、かつ好奇心にあふれ、お茶目でかわいい顔をした魚は他にいません（恋人の、あばたもほくろもすべて素敵と言っているようなものですが）。そんな鮫を人間に喩えたらどんなひとになるでしょうか。わたしには少なくとも政治家に喩えることはできません。αλλά、政治家にこそそういう資質があってほしいと、いつも願っています。
Τα κύματα στέκονται μπροστά σας
Όσο περισσότερο κοιτάζω επάνω, τόσο περισσότερο επικαλύπτω
Ο άνεμος φυσάει από εκεί
Ένα άλλο βήμα
Τα κύματα επικαλύπτονται
Δεν υπάρχουν ήδη πόρτες ή παράθυρα
Πριν το ήξερα, περπατούσα προς τα κύματα
Στο νερό μέχρι τα γόνατα
Δεν μπορώ πλέον να γυρίσω πίσω
αλλά、Δεν μπορώ να συνεχίσω πια
Τα κύματα γίνονται υψηλότερα και ψηλότερα
Κοιτάζοντας προς τα κάτω
για τώρα、Πλύνω τα χέρια μου
Πλύνετε το πρόσωπό σας、Αυτιά、Πλύνετε τα μάτια σας
Και στη συνέχεια κατευθυνόμαστε στα κύματα
πρωί、Βρήκα αυτό το ποίημα όταν ξύπνησα, γι 'αυτό το σημείωσα。