恐ろしいことが起き始めた

「モデルスケッチ(部分)」 水彩

アメリカで恐ろしいことが急激に進行中らしいNHKはじめ世界中のメディアが今日(3月11日)報道しているがアメリカ政府がロシアに対する強力なサイバーセキュリティ対策を停止するという衝撃的なニュースのことだ

トランプ米大統領がロシアのKGBと深く関わっているという噂が様々なメディアで流れ始めている(KGBのコード名クラスノフとも)はじめは信憑性の薄いデマ的な話だと無視していたが不審を感じた米共和党の議員の中からもCIAに確認する姿がSNSで発信されたりしているトランプ政権ではCIAもFBIも実質的に “解体” する方向に進んでいるように見えるがこれは単なる偶然なのだろうか?

各国のサイバーセキュリティの専門家たちの間では「アメリカにとって(世界にとっても)未曽有の危機!」と衝撃を持って受け止められているというそれがいかに危険なことか素人考えでもわかるホワイトハウスがそれに無知な筈はなくトランプ氏自身も無関心などありえない以上あえてそういう指示を出していると考えるほかないとするとこのことをどう解釈すればいいのだろうかなぜかは知らないがアメリカが自らロシアの属国になるということである

アメリカがサイバーセキュリティを停止するということは日本を含むイギリスやフランスなど西側世界の情報もロシアに筒抜けになる危険がある、Испада да。トランプ氏によるウクライナ戦争への和平提案以来ここ数週間のヨーロッパの急激なアメリカのロシア接近路線への批判とそれへの対策が急激かつ現実的になってきたのはトランプ政権のそういう流れを掴んでいるからではないかと想像する
 先日ノルウェーの船舶燃料供給大手がアメリカの潜水艦に対する燃料供給を拒否し「『裏切り者アメリカ』に供給する燃料はない」などと発言国内国外に向け同様の措置を採るようSNSで呼びかけたという報道が示すようにトランプ政権に対する不信感が急速に増す中でさらにこの衝撃のニュースだまさかアメリカがウクライナにミサイルを撃ち込むなどということはあり得ない話だと思っていたが「まさか」があり得る事態になってきているのかもしれないトランプ政権はアメリカ国民をも裏切り始めたのではないかそんな恐ろしい想像が湧いてくる

走る人歩く人休む人

   モデルスケッチ 水彩

今日は数日ぶりに暖かく午後三時過ぎにウオーキングに行ってみた少し急いで歩くと汗をかくほど暖かったせいかランニングしている人も何人か見た介護施設の入所者と施設の職員と思われる人も何人か連れだって歩いていた

走る人を見るとわたしは羨ましく思う休む人は歩くわたしを羨ましく思うかもしれない寝たきりの人は休み休み歩く人を羨ましく思うかもしれない寝たきりの人は不幸かと言えばそんなこともない人それぞれに価値観が違いそこに何かを見出せるか見いだせないかが大事なのかもしれない

壊して作り直す

      「満月夜」 ミクストメディア F4


 「見立て」という語がある一本の突き立てた人差し指をエッフェル塔に「見立て」たり丸い顔を月に見立てたり(あるいはその逆も)するアレのこと日本のプーチンとか日本のトランプとかマスコミが使いたがるあの感覚象徴とか比喩とかにも近いがもっと視覚的で直感的だろうか

この絵では青いリンゴを満月に最も実に近い部分の葉を何かがそこから羽化するその羽根に見立てている(「絵」を説明しちゃったなー最悪!)「見立て」は見る側との「意味の共有」がなくては成立しない (文化的)手法であるから必然的に鑑賞者に対して最低限そこまでの想像力を要求することになる
 たとえば月と芒(ススキ)を描けばそれは「秋のことだな」との「季節感覚」を要求する鑑賞者が日本人だけならそれも共有できる可能性はあるが一年中砂漠とかススキなど見たことないという地域の人にそんなこと言っても通じると考える方にむしろ無理がある

この場合はどう?作者はAppleのつもりで描いているが他の果物に見えたとしてもべつに問題はない問題は葉っぱが出るタイミングがAppleが「果実」である時期とそれが腐り栄養になって次の双葉が出るまでの「時間差を省略」していることを鑑賞者が容認できるかどうかに賭けていることにある鑑賞者の心理も「見立てて」いかなくてはならないってわけですね

現代の(陸上競技の)ハイ・ジャンパーは見る側(カメラ)にもそれにふさわしい高さで見ることを求めているわたしもそうありたいと思いつつ残念ながらこの絵ではそもそも作品のジャンプ力が足りず説明的でそのうえ迎合的だった。Другим речима、つまらないジャンプだということ
 この絵にもう一度ジャンプ力を与えるチャンスは無いのか・・もう一度壊してから作り直すそれが一番早いしそれしかない