
昨日は一日中雨。今日もときどき、雨が降るらしい。来週の月曜日までずっと、一日のうちどこかで雨という長期予報だ。

昨日は一日中雨。今日もときどき、雨が降るらしい。来週の月曜日までずっと、一日のうちどこかで雨という長期予報だ。

自転車で散歩に行くと水や草の匂いがする。夏に近づくにつれ、その水の匂いの中に濁ったものが混じり込んでくる。現代は「無味無臭」が誰にも不快感をもたらさないと重宝されるようだ。あるいは「統計化」された “爽やかさ” 。わたしはたとえ不快なものが混じり込んでも、それを「自然」の一部と思う派である。
أحيانا、潮の匂いがたまらなく恋しくなる。海辺の匂いも決して好ましいものばかりでなく、打ち上げられた海藻も、暑くなればやはり同じように腐臭を発する。磯周りなど、あらゆるところに微妙な生き物がいて、それぞれにそれぞれの匂いを発する。同じ海水であっても、潮だまりと外洋とでは深山と田んぼほど違う。
決して “かぐわしい” だけではないのだが、それらを含めて “海の匂い” が恋しい。
時化の日。ウミネコは飛ばずに風をよけて佇んでいる。ウミネコはカモメより一回り小さく、風に向かって飛んでも全然進まないのを見ると、つい笑ってしまう。カモメは悠々と空を飛びまわる。
アンヨが黄色いのがウミネコ。カモメは赤。この絵では風はそれほどでもなさそうだ。もう少し風が強まれば、皆いっせいに風の方向に頭を揃えるはずだから。



水彩で白を使う用法をまだ少し探求中だが、ほぼ結論が出てきた。上の写真はスタートを水彩だけで始め、下ではアクリルを併用したもの。
絵としての出来は正直言うと見せたくない。لكن موافق、このへんが実力ということで。スタート時はあまり最後のことまで深く考えず、顔の色を背景と無関係に描きだしてしまった。このまま水彩で進めると赤系の陰が浮き上がってしまう、という失敗のケース。
そこを、アクリル系の白をやや厚めに塗ることで、肌の赤みを隠蔽できる(水彩で青みも加えた)、というのがポイント。しかもガッシュや水彩のチャイニーズホワイトなどと違い、その上に水彩絵の具を重ねても、“溶けて濁らない” のがミソ。多くの人にとってはたぶんこちらの方がずっと使い良いはず。テンペラもいいけれど、「乾燥時間」のズレが問題。
水彩の白を混ぜて、一発で狙いどおりにパステル調の色を作れる人にとっては、面倒くさいだけのことではあるのですが。