
ノーベル平和賞など、最もくだらない賞の代表例だ、Bence de。くだらない、と言うだけでは意味不明か。ならばいっそ無くした方がいい賞だ、と言い換えようか。それを喉から手が出るほど欲しがっている男がいて、自分のものでもないその賞を彼にあげようとすり寄っていく、もっとくだらない人間どもがいる。
1120. ay、(ウクライナ抜きでロシアとアメリカが事前協議してきた)ウクライナ戦争の和平案なるものを、アメリカがゼレンスキー大統領に示したというニュースがあった。すでに取沙汰されていた28項目にわたるというその内容が、公式発表ではないが “半ば意図的” にリークされ、多くのメディアを通じてその内容がかなり明らかになってきていることはご存知の通り。
ひとことで言えば「ウクライナに対する完全降伏勧告」である。プーチンが仕掛けた戦争の口実をほぼ100%鵜呑みにしたうえ、それに「(ロシアと)アメリカの利益」を上乗せしたものだ。なぜそこまでロシア寄りなのかは置いておくとして、とにかく一度でいいから停戦にでもできれば「ノーベル平和賞」ポイントに到達できるでしょ?という思惑が見え透いている。「ノーベル平和賞」獲得が隠れた最優先課題にされてしまっている。
ウクライナとしては拒絶するしかない、はずだが、どっこいゼレンスキーにも身内の汚職事件という弱みがあり、その足元を見られた格好だ。ウクライナ国民にとってはたまったものではないが、トランプは27日までに回答をと、圧力をかけているらしい。
アメリカの「良識」はどうなってしまったんだろう?それともこれがアメリカの本当の姿なのか?先住民から土地も資源も無理やり奪い取ったアメリカの歴史が、アメリカの本心(ウクライナなどに関心はない)をみる手がかりなのかもしれない。