
コンスタントって、派手な感じは全然ないけど、決してマイナーな感じでもない。一歩一歩、堅実に歩む姿を想起させる語感。早くはないが立ち止まってさえいない。そんな力強い感じ。
何事も持続力が大切だ、と怠惰なわたしでもやっぱり思う。持続力を持続するにはいくつかの条件があるに違いない。まず、健康。病気ではまず気力を維持するのが精いっぱいで、一歩なんて考えられなくなるだろう。そうしたらつぎは気力か。これは好奇心とか、向上心などのきれいな言葉に移し替えておこう。それから?
じぶんのことを考えてみると、まず健康は〇。好奇心とか向上心もまあ人並みにあるつもりだから、これも〇。でも、決して持続力があると自負できないどころか、すぐ逃げようとする癖がある。とすると、持続力の次の条件は性格ってことになるかな?確かにわたしは恥ずかしいほどの臆病者だ。だから、面白そうなものでもまず最初に手を出すことはしない。遠巻きに見て、みんなが楽しんで、やがて飽きたあと、そっと自分もやってみる。そんな性格だが、それと持続力は関係あるかな。いや、「そっとじぶんもやってみる」のあと、失敗しても失敗しても、自分が納得するまでやる“我慢強さ?”は、平均よりはちょっとあるかもしれない。でも、コンスタントに進んでいけないのだから、それではなさそうだ。
いや、そういうことより、コンスタントに生きるためにはその先の目標が必要なのではないか。無目的に一歩一歩なんて…あるかもしれないが。わたしには必要そう。目標があれば、それに達するまでの行程がある。それを日々に分割していけば、毎日が変化しつつ一歩一歩進むことになる。それだ!わたしに欠けているのは。―そうだなあ。解っているけど、身につかない「計画性」。性格というより考え方の問題だ。ああ。頭がなあ。