安倍首相が内閣を改造し、党役員人事を行った。賛否両論、盛んにマスコミで論評しているが、一方でモリカケ問題からの、両者の意図的な目くらましでもある。
「実務者」内閣だと首相が最初に胸を張ったとき、NHKでは政治部記者が「その通りだと思います」と言っている。まさに地に落ちたマスコミのなれの果てと言いたいところだが、まあいい。この顔ぶれが本当に「実務者」揃いなのか、それが「その通り」なのかは、すぐに分かるだろうから。
生態的に見ると、これはコバンザメ一家のようだ。親コバンザメにびっしり付き従っている子コバンザメを見るようだ。コバンザメは穴には住まないが、まあ同じお腹(住まい)にくっついている、一家であることは同じようなものだ。ただし、子コバンザメは、その親にくっついているのが、普通の種類と異なる。
困ったことは、孫コバンザメ、ひ孫コバンザメと、次々と小さいやつができつつあるらしいことだ。子コバンザメ、孫コバンザメとも実は血は繋がっていない。自分の取り分を横取りされたり、噛みつかれたりすると、怒ってお互いに食い合うことさえある。જોકે、今のところは親コバンザメの図体が大きいので、とりあえずは同じ穴、じゃなかった、腹違いの腹にくっつき合っている(その後どうなるか、某水族館にて観察中)。