血の薄い日

Appleまたは飛ぶ男のいる風景、習作 2019

カレンダーを読み間違えて今日(火曜日)に国立新美術館へ行った改札を出てすぐ「本日休館日」の案内板せめて改札の前に見えるようにしてくれれば余分の電車代節約できるのにそこに置かせないのも地下鉄側の経営上の判断かなとと二重に恨めしい

(特に)頭に血が回ってないと感じる日がある一つ一つの事柄がバラバラで関連づけできないそれが今日で二つの展覧会を見るのに会場間を移動する地下鉄の路線を頭の中に描けない今乗っているのが何線でどこで何線に乗り換えるのかササっと繋げない乗り越したり迂回したり自分でも嫌になってしまう

そういう日はもちろん頭痛も強く何をするにも億劫強弱を別にすると毎日の頭痛薬を飲むほどでもないし病院に行くほどでもないけれど毎日の頭痛はちょっと重荷そんな状態で絵を見てもしょうがないのではと思われるが一つが最終日なのだから行くしかない

制作もこんな脳の状態でやっているアイデアを思いついても詰めの段階で詰め切れない「アイデア」を最終的に「作業」に落とし込む過程がボロボロ杜撰になって方向性までフラフラしてしまう