ある錯覚

「盛夏浄土」  水彩F6

教室でのデモンストレーション制作をしてみた写真にしてみると「垂直」がかなり傾いていることに気づくあらためて作品を見るとこの写真ほどには感じないが垂直線が右に傾いているのは確かだった

後期印象派の画家セザンヌの垂直線も10度くらい傾いているそれを指摘している美術書をわたしは見たことがないがあれは感覚的な“クセ”だろうと思っているセザンヌの “10度” は垂直線に対してどれも同じ角度で傾いているからわたしは癖だろうと判断したのだがわたしの場合よく見るといくらか放射状に開いているように見えるつまりこれは癖ではなくなにかの原因による「錯覚」だと思う

水平垂直にかけては絶対の自信を持っていたはずの自分の感覚にゆらぎを感じざるを得ない理由はなんだろう視力が悪くなってきたためか感覚が鈍くなってきたせいか視野が狭くなって比較がおろそかになってきたからだろうか等々

おそらく一つの原因というのではなく複合的に重なり合って「錯覚」が起きているのだろうまあいいこういうことが自分にも起こるようになってきたということを自覚しておこう

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Takashi

Blogu personal i Takashit。Jo vetëm për pikturat、Ajo që mendoj çdo ditë、Cfare ndjen、Unë shkruaj çdo gjë që më vjen në mendje。Ky blog është gjenerata e tretë。Që nga fillimi kanë kaluar mbi 20 vjet.。 2023Nga 1 janari、Për momentin, vendosa të shkruaj vetëm në ditë me numër tek.。Unë do të mendoj për drejtimin tim të ardhshëm dhe gjëra të tjera një nga një.。

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