絵画指向

補色を使う

今日のデモ制作です油絵クラスなどでは「補色」を並置することはごく普通の技術ですが水彩で特に顔などを描くときは感覚的に躊躇しがちです補色とは混ぜ合わせるとグレーになるという色の組み合わせだからです

色の滲みを多用する水彩画では「並置」のつもりが「滲み」で混ざってしまいグレー化する可能性がとても大きいそこが色をきれいに出したい水彩では用心せざるを得ないわけですね

ごく普通の水彩による写生的感覚では人間の顔にこんなふうに「緑色」を使うことはほとんどないでしょう日本人の顔ならバーミリオンクリムソンレーキマゼンタイエローオーなどの暖色系陰の色としてセルリアンブルーコバルトブルーくらいを使い回すはずです
 混ぜるとグレーになる一方で補色とは「お互いの色を引き立て合う関係」という意味も持っています緑を並置することで単独の赤より存在感のある赤み血の色血色のいい顔色を期待することもできるわけです両面があるんですね

men、実はそれとは別に「絵画的」という効果があると今日のデモ制作で再認識しましたこれをもっと洗練して全員が使えるようになったらいいなと感じました「写生的」に対しての「絵画的」指向ですこの考え方感じ方はもちろん顔だけに限られているわけではありません使い方を工夫してワンランク上の作品作りに役立ててもらおうと考えています

Udgivet af

Takashi

Takashis personlige blog。ikke kun om billeder、daglige tanker、at føle、Jeg skriver hvad der falder mig ind。Denne blog er tredje generation。Fra begyndelsen er der gået over 20 år.。 2023Fra 1. januar、Foreløbig besluttede jeg kun at skrive på ulige dage.。Jeg kommer til at tænke over min fremtidige retning og andre ting stykke for stykke.。

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