昨日6月9日(土)、開催中の埼玉県展洋画部門の作品講評会があったので、会場の北浦和、県立近代美術館へ行ってきました。その時間はやはり普段より人が多く、熱心な出品者が多く集まっていたと思います。
講評を聞きたい人のほとんどはベテランで、おもにどうやったら入選の上、つまり受賞できるか、そのヒントを得たい、ということのようです。おそらく彼(女)らの大部分はどこかの公募団体、または絵画教室などに所属、通っているなどして、その方法論についても既に十分な知識を持っているように感じました。
ここ数年の流れを見て、わたしならこうする、と感じたアイデアをひとつ。自分がそうしてきたことでもありますが、2点を出品するという単純な作戦です。Deesdae、どうせ1点しか入選しないのだから1点しか描かないという人が多いようですが、1点ではどうしても「まずは入選」という安全策を採りがちです。2点なら、1点はやや安全策でも、2点目で大きな冒険をすることができます。賞を狙うのに、「安全作」では厳しい。審査員は皆、ある程度冒険的な作品を望んでいるんですから、それに応えなければ賞の候補に挙がらないのです。すぐできることだと思いますがどうでしょうか?