
今日は午前中の家事と午後の教室。教室では絵画「制作」の指導。ビデオの「編集・製作」は午後7時過ぎからになった。
ビデオではペンによるスケッチの方法を紹介している。por、ある意味で矛盾を感じながらのビデオ作りでもある。
矛盾とは、例えばCG上でペン・スケッチをすれば(今やパソコン上では鉛筆だろうが、ペンだろうが、水彩でも油彩でも何でも「それなりに」、かつ「容易に」使えるのである)、別段の編集なしにほぼそのまま公開でき、しかも視聴者の視聴環境に設定をピッタリ合わせることができる。なのに、わざわざ紙やペンを買い、狭い室内を片づけて撮影スペースを確保し、照明器具も並べて電気代を浪費?。さらにその録画を何十時間もかけて編集して、わざわざ見にくいビデオでの公開をする意味。
無意味は虚無につながり、虚無と鬱は仲のいい親戚である。何とか意味を見出そうと努力するより、そんなもの放り投げて、CGだけで作るか、ビデオなどやめて、慣れ親しんだペンスケッチで、もうそんな長くない一生を楽しむか、どちらかひとつにするほうが賢明というものだろう。夢から醒めた直後、誰の声か知らないがいつも聞こえてくる。