スケッチの授業

大学内でのスケッチ講義で

大学での授業を昨日(7/16)終了した今年度春学期の最終授業日という意味でもあるがわたしにとってはこれが大学という場での最後の授業でもあったすでにオンライン授業の準備は整っていたがシラバス(授業の概要)カリキュラム(予定表)を書き直して対面授業に臨むことにした

18才の若い学生たちと対話をしながらスケッチの方法を学んでいきたいと考えたからだが―思ったようにはできなかった一つには最初26人も受講者があったこと多くの学生が科目に興味を持ってくれるのは嬉しいが一人一人と対話を進めていくにはちょっと多い後半になって科目の目的でもある野外スケッチを通じて一人一人の感性を感じながら対話ができると期待していたが、3回の予定のうち1回は雨、2回は異常な暑さで野外でのスケッチを屋内に変更スケッチなどという授業は戸外でのんびりお茶でも飲みながらやるのが理想的だとわたしは思っているが熱中症対策が中心になってしまいそんな雰囲気はまったく作れなくなってしまった

天候のことは仕方ないし代替策は当然考えてあるけれどやはり戸外の解放感にはかなわないそれにその前から続いた暑さにわたし自身もかなり疲れていた残念さはあるが何人かはこれからも一生のうちにはスケッチをする機会があるだろうその時に少しは役に立つと思うことにした

睡眠疲れ

ワイン瓶とグラスなど (水彩)

「睡眠疲れ」という言葉があるかどうかは知らないが朝の最初の気分が「疲れた」という感じわたしの場合睡眠時間は十分睡眠の深さも長い時で約1時間あるまあ普通というより「貧眠」が多いと言われる現代ではむしろ寝過ぎる部類に入るかもしれないそれでもリフレッシュして気分爽快今日もやるぞという気分には程遠い

最近腕時計型の一種のヘルスシステム(もちろん時計でもある)を息子がプレゼントしてくれたこれを着けて寝ると睡眠の深さや長さなどが心拍数をベースに記録されるそのデータと自分の気分が時には一致し時には大きく乖離する

睡眠は生活習慣だ一朝一夕で改善などできないけれど頭の片隅に意識を残すことで少しずつ良い睡眠環境にしていくことはできそうだし現に始めてもいるとはいっても時には午前2時、3時までやらなくてはならないこともあるし早めに寝てもちっとも寝つけず結局起きてしまうことも少なくないそんなことも大目に見るようにしなくてはせっかちな努力が逆効果にならないように

絵の周辺にもいろいろある最近はむしろかつて「周辺」だと思っていたことの方が本質かもと考えたりするお酒を飲みながら描くわけではないがこれを描き終わったら一杯飲もうなどとワクワクしながら描くのはきっと睡眠にも「効く」

今年はおいしいワインができそうだ

2つのグラスのある食卓 (水彩)

体調も悪くないし天気もいい(良過ぎ)のになんだか気分が晴れずお疲れ感がぬぐい切れない久しぶりにワインを飲んだ関東は今年は暑くて雨も少ないけれどこんな気候がおいしいワインができる条件だというのだから天気に文句ばかりも言っていられない

暑いのにビールじゃなくてワインなのはビールは美味しくて飲み過ぎるからといってもやっぱりワインでも飲み過ぎたそれもあってか深く眠れなかった

絵は白ワインだが実際に飲んだのは赤グラスの白ワインは目に爽やか皿のかたちや植物などは勝手に空想して描いた