

今日は昨日と一転して、やることなすことが逆目。テンペラメディウムを作っても、30分もしないうちにひっくり返し、半分もこぼしてしまった。他にも何となく無駄な動きが多かった。こんな日はさっと切り上げて他のことをした方がいいのだが、もう少し先で何とかなりそうな気がして筆を擱くことができない。切り替えの下手なタイプ。
上は昨日の続き。滑落しそうにふらふらしながら痩せ尾根の稜線を歩いている感じがする。右も左も谷底へ真っ逆さまで、まっすぐは進めない。うまく切り抜けられるかどうか、半分は運、半分は冷静な判断。Op hierdie punt、一歩引いて、いったん同系の色でまとめるという経験重視でいくことにしたらしい。
同時進行している3点のバリエーション。右の絵では赤、黄を効果的に使うつもりだったが、説明臭さが鼻についてきたのだった。バリエーションがあると相互に比較しながら進んでいけるのがいい。
失敗を怖がらないこと。絵では谷底へ落ちても死ぬことはない。時間はもったいないが、絵を描くということはそういうことなのだと、自分に言い聞かせる。