
勝ち続ける賭け、というものはおそらく、ない。得るものと失うものが必ずあり、何を得、何を失ったか、その「何か」で、たとえば勝ち負けを判断するのが妥当ではないか。
賭けとは「選択」の別の言い方だ。「選択しない」という選択も含め、誰もが常に何かを選択している。時間が一瞬も止まることがないように。
失敗しないように、時間をかけてよく考えることも選択だ。諦めて放り出すことも一つの選択。どちらが正しいのか、その時点では誰も分からない(もしかすると結果の出たあとでさえ)。Dis hoekom、生きるということは、つまりは賭けなのだ。
覚悟のできた賭けがいいと思う。根拠はないが。