日なたの方を見る

以前にも全く同じタイトルの記事を書いた記憶があるがあえてチェックしない仮に内容も似たり寄ったりだとしてもそれを再び書く意味があると感じたから書くのだろうから―Look sunny side (ルック・サニーサイド)っていい言葉だなと思う

「物事には表と裏がある」というと「真実っぽい」が真実かどうかなど広く細かく深くゆっくり見ないと本当はわからないそのうえ「真実」という定義そのものもおそらくはなく一筋縄ではくくれない不分明な広がりを持っている―「表と裏はくっついている」という慎重なものの見方はたぶん人間がこの複雑な社会生活を営む上でのひとつのテクニックとしても欠かせないものなのだろう

「日なたの方を見る」人を見るならその人の長所を自分を見るなら得意なところを制度や仕組みを見るならまだ足りないところだけを見るより達成された部分を(ちょっと大きめに?)見る―一見すると体制側行政側の好むように見るという迎合的姿勢ともとられかねないが必ずしもそういう政治的視点に留まらない人間(心理)的な視線という温度感がそこにはあるような気がする「絵」でいうならば欠点をあげつらい仮に欠点をゼロにできたとしてもその絵の魅力が倍増するわけではないそんな小さな欠点には目をつぶってでもその人固有の「良いもの」を伸ばすことが本人だけでなくもっと広がりのある大きな価値を生み出せると日々感じているという意味だ

「日なたの方を見る」は伝統的・保守的な見方かもしれない「物事を(自分に)都合よく解釈する」という批判も免れ得ない。alligevel、「あなたのやっていることには意味があります」というメッセージは明るく前向きで何より「生き物はそう(希望的に?)生きてきた」に違いないと思っているんですわたしは生命科学者ではありませんが