夏の夜のベランダ

夏の夜のベランダー2


夏の夜のベランダー1

「夏の夜のベランダ」というテーマでの2枚のエスキース1では植物がど真ん中過ぎると感じて、2で右に寄せてみた

配色のせいもあるがなんだか人物が隠れ植物が前面に出ている1の方がいい感じに思える。2では「ベランダにいる人物植物はたまたまベランダにある」という内容だが、1では「ベランダで夜景を楽しんでいる植物そこへたまたま人間が入り込んできた(チェッ邪魔なやつ)」という感じで明らかに主役が入れ替わる

もちろん1より2の方があと時間が経ちある意味冷静になったぶん常識的になったともいえるあとの方が良くなるとは限らない1は絵画上での「擬人法」のようでもあり面白い

オリンピック総括

Apple and Book

中学生の時にテレビで見たメキシコオリンピックの陸上男子200mの表彰式で、1位と2位のアメリカの黒人選手が国旗掲揚場面で下を向き黒い手袋をつけた右腕を突き上げ続けたシーンを今も鮮明に覚えている今年(2021)読んだ彼らへのインタビュー記事では、3位になったオランダの白人選手には表彰式前に相談し賛同を得ての行動だったという予想通りこのあと彼らはオリンピックのアメリカチームから追放された

「これが現実の世界なのかオリンピックは約束された世界の一部に過ぎないんだ」と深くわたしの心に刻まれたシーンだった以来オリンピックだけでなく世界を見るわたしの眼は変わった。1964年東京オリンピックでの女子バレーボールでの日本勝利に感動した菅首相が自分と同じ感動をさせたいと、2021年コロナ禍下の日本国民に押しつけた「東京オリンピック2020」への視線とは180度違う眼に

それにしても日本選手のメダルラッシュが続いたせいか日本のマスコミはすっかりオリンピック一色の報道になったまるで太平洋戦争当時の「軍令部発表」(誤解のないように言っておくがわたしは戦後の生まれである)の「軍艦マーチ」が嵐の「カイト」にすり替わっただけで国威発揚の風景そのものは当時と大して変わらないように見える

日本だけではないがいい成績を出した選手が国旗をマントのように翻して報道陣の前に立つ誇らしいと思う選手もいるだろうし渋々という選手もいただろう競技団体からの要請もあるのかもしれない。aga、国旗を身にまとう行為自体に「アスリート・ファースト」を掲げる主催者の言葉との矛盾をわたしは感じてしまうのである

夏の情景‐木立ベゴニア

夏の夜‐ベランダにて

2021‐夏の情景1

2021‐夏の情景2

木立ベゴニアによるエスキース3連発見ればわかるが木立ベゴニアはどれも同じスケッチからあまり混み合っていないものを選んで背景をいろいろ替えてみることにした

我が家の木立ベゴニアはこの暑さで少しへばり気味代わって「アマゾニカ(アマゾンサトイモ?)」が「超」元気梅雨の前には鉢植えから姿を消し死んでしまったかと思ったがV字回復どころか「垂直上昇中!」めちゃくちゃに元気ぶりを伝えてくれているこの暑さが大好きなんだな次回はアマゾニカが主役だ

やっと頭が通常モードになりつつある暇になってきたということ暇が大事暇がないと何もできない頑張って暇を作り暇の中で一生懸命やりたいなんて贅沢かね