
Dit was nog 'n warm dag vandag。一日中汗の中にいる気分だ。我が家は3人家族でクーラーが3台。つまり各々が自分専用に使おうと思えば使えるのだが、この節電ムードが影響しているのか、暗黙に一度に2台までと了解がなされているようだ。一人は受験生なのでこれが最優先されているのは、まあ仕方ないとして、もう一台はお互い顔を見合せないようにして、ちゃっかり使うようになっている。3人とも室温は29度設定。我慢しているわけではなく、28度では何だか寒い気がするからだ。
明日はもっと暑いという。どこかの天気予報では40度越えの話も出ていた。昨日は長崎原爆の日。原爆資料館でみたたくさんの写真を思い出した。nag、NHKで長崎での占領軍司令官ビクター・デルノアの報道特集を見た。彼はドイツでも戦い、ナチスの所業を見てアメリカの正義を確信していたにも関わらず、長崎で原爆の惨状を目の当たりにし、その確信が揺らいでしまった。原爆は二度と使ってはいけない。トルーマンの決定は誤りだったという言葉が残っている、という内容だった。彼は確かレバノンの生まれだと言っていた。生粋のアメリカ人ではないところに、この透徹した視点が生まれたのではないかと感じた。
イギリスでは黒人と若い人の失業問題への不満(20代以下の失業率約20%!)から、警官による黒人青年の射殺をきっかけに暴動が起きている。借金のためにアメリカの国債が信用を失い始め、いやアメリカだけでなく、どの国も借金だらけ、景気も悪く、失業者が溢れているのに、金融世界のお金だけがジャブジャブと社会、地球上に余っているという異常さ。資本主義の終わりなのか?日本をみるとそれだけでなく、政党政治そのものが終わりを迎えているようにも見える。