
やっとイメージに合う感じになってきた。ここまで5枚ほどルピナスにかかった。要は観察が足りなかった。
植物の葉や枝の出方、有名なところではパイナップルの鱗状の皮それぞれの位置などに一定の数列(この場合はフィボナッチ数列)が関係していることが知られている。観察していると、やはりそれに関連した放物線が見えてきた。
Ha belegondolunk、根から吸い上げた水を花(つまりは種)に分配するには、螺旋階段方式が最も効率的なのは明らかだ。生き物は全て賢い。それにもっと早く気づかなければならなかった。

俳句には季語がある。常識だ。映画にはアルファベットがある。常識だ。
なぜ俳句には季語があるのか。なぜアルファベットは26文字なのか。私を含め、たいていの人はそう簡単には答えられない。
これにこんな風に答える人がいる。「そんなこと考えてる暇に、一つでも良い句を詠み、一つでも多くの英単語でも覚えた方が良いのでは?」。多分に皮肉を含んだ、高みに立った言い方ではあるが、それに思わず「そうだな」と思った人は詐欺に要注意。
これは「問題のすり替え」による「答えない答え方」であるだけでなく、「質問に答えず、逆に質問、反論する」論法である。この論法の主な使い手は①政治家②詐欺師③学者、教育者、ジャーナリスト である(使用頻度順)。この手の論法に、普段から注意しておく必要がある。
ところで、先の質問の答えは、残念ながら私には分からない。いくつかの説があることは知っているが、どれが正しい説かも良くは分からない。「分からない」と答えるのが最も正直な答え方である。