Kategorya: 芸術

用済みの試作を捨てる。ちょっと面白そうな部分だけ、ハサミで切り取って加筆し、3部作にしてみた。

全くの遊びだが、これが案外楽しい。切り取ったまま、何のアイデアも浮かばず10年を超えたものもあるが、それは仕方がない。

 

（希望的）日課としての水彩スケッチ（F8）。必要なものだけを、必要なかたちだけで描いたら、「ふつう、こんなもんじゃない？」。

単なるスケッチだと言われるだろうけど、むしろ、これでやめることが良いと思う。

 

だいぶ前、鎌倉へ遊びに行った。暑い日で、外国人観光客がペットボトルをぶら下げながら、ぶらぶら歩いていた。

初めは自然な色遣いで描いたがちっとも面白くなくなり、途中で放ったらかしてしまった。数日前引っ張り出して、全体を青に塗り替えたら、途端に海のイメージが重なり、鮫が飛び出してきた。