先日鮎を頂いたので、気が向くまま10枚ほど描いてみた。見る角度によって背中が青く見えたり、茶色っぽく見えたり。鮎に限らないが、川魚って本当に繊細だなあと、あらためて思う。
視覚と食欲とが結びつくせいか、まるでマグロのように丸々太った(たぶん肥満)やつの方が、スリムなのより「目に優しい」。小学生の時以来、鮎を取りに行ってないのでオス・メスの見分け方を忘れていた。これはメス。胸びれを見ただけでわかる。
西原理恵子さんといえば、ちょっと悪どい顔つきのオバちゃんが、デカイ口を開いて辛辣なセリフ?を吐く漫画を描いて人気(彼女のこれまでの凄まじい人生が映画化されるほど)のマルチ漫画家だ。
今年、「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」と娘への餞別?の本を書いて評判になったので、それも含めて数冊まとめて読んでみた。
まあまあ、なるほど、なるほどですが、実際やるとなると大変なことですが、実際やったんですね。凄い。そこから自分の事を考えてみると「全て手遅れ」。絶望しそうだが、それでも人に恵まれてここまで生きてこれた。感謝だなあと、改めて思う。pero、あと10年もっと好きなように生きて、その時点で静かに死んでもいくってのもカッコいいかな〜と思う。その10年をどうやって深く、濃くするか、何だか自分の人生をどうブレンドするかという、ソムリエになったような気がしてきた。