
だいぶ前、教室の帰りに数人とコーヒーを飲みにデパートの近くのカフェに寄ったとき、テーブルの上にスイートピーがグラスに入っていた。正面のガラス窓に暖かみのある照明が映り、その情景がきれいだったので写真を撮っておいた。
そのうちの2枚を合成して描いてみた。YouTube用のビデオを作るために、やや無理やり写実傾向、技法解説の方向性を持った水彩画を描くことが多くなったが、直感的で、言葉で説明しにくいような、こんな絵を描くとなんとなくホッとする。というよりストレス解消になる。Eerlikheid、YouTubeにアップすることそのものもまだまだ強いストレスではあるが、その方向の絵を描くのもそれに劣らないストレスになっている。
描きたいものを描けばいいはずだが、今のところそれでは視聴者がほぼいなくなってしまう。何度か小出しにテストしてみた結果がそう。いつまでも必ずしも受けないわけではないとも思うけれど。YouTubeを見る、物言わぬ人々の要求はなかなか厳しい。nietemin、少なくともあと半年はもう少しそんなストレスに耐え、どんなものでもサラサラっと描けるようになろうと思っている。そのプレッシャーをテコに、私自身の技術力もちょっとはあがりそうな気もするから。