カラカラだった東京、関東に久しぶりの「雪」。ちょっと風邪気味のうえ、昨夜はちょっと胸苦しくなって夜間診療を受けたので、今日はウオーキングも控えようと思っていたのに、雪の風景が見たくなってつい出かけてしまった。যাহোক、自転車で。
雪の風景は大好きだ。なぜか心が躍る。気温がもっと下がって、雪質がサラサラしてくるともっと嬉しくなる。やっぱり北国育ち、だからかな?
わたしは色が大好きだが、正直言ってカラーセンスにはあまり自信がない。たぶん色に溺れてしまうのだろう。色数が少なくなると反比例的に自信が湧いてくる。そういうわたしには、雪の風景はぴったり、しっくりくる。本当に美しいと思う。けれどそれを絵に描くことは滅多にない。自分でも不思議。雪の中にいることだけで満足してしまうからだろうか。
父の葬儀の日は大雪だった。たくさんの人が頭にも肩にも雪を載せて父を見送ってくれた。火葬場への往復も林の中を通る絵のような道だったが、描こうという気にさえならなかった。なぜなんだろうか。