「夏の情景」のテーマ

夏の情景

何日か前に同じ構図の絵を載せた(8月5日「陸上女子1500m」)その別バージョンその時は前の方がいいと思ったけれど今見るとこちらの方が(一見おとなしく見えるが)線とフラットな色彩のぶつかり合いという狙いの明確さ無地の広さから考えるとこちらの方がより大胆だと(今)は感じる

目先の目くらましの効果につい意識が奪われてしまういつもゴールがどこかを探し続けていないとそれだけで終わってしまうそれはちょっと残念だがゴールをどう設定するかはその人の価値観ということだからたやすくは設定できないし最終的に辿り着くものをいきなり最初に立てるということ自体にも無理がある。men、ゴールは絶対必要

わたしにとっての絵のゴールとはなんだろうか?わたしはゴールを未だに設定できていないというのはわたしにとってのゴールはすべての制作の彼方にあってまだ遠くからの灯台の光のように時々光芒が見える程度に過ぎないからだ。lige、あっちの方角だなと見当をつけて歩いているだけその途上に道が現れ坂を上り下りし時には道のない藪に迷い込んだりするその時々ちょっと小高いところに立てば次の「目標」が見える次は「線の考え方を変える」つぎは「線と色の関係性について考える」などが目標になる

men、1枚の絵にはそれなりのゴールが必要でありそういう意味でのゴールのイメージは当然あるこの絵(に限らないが)のテーマは「表現のパンチ力」「優しい」「気持ちのいい」表現とは少し距離を置こうとしているもっと破壊的前衛的な表現もあるがそれは今のわたしには厳しいボクシングでいえばリング自体を破壊するような表現ではなくとりあえずリングの中で対戦するそういう意味でのパンチ力ジャブは「強い線」ボディブローは「単一な色面」カウンターパンチは「塗り残し」「塗らないという技術」が今のところわたしにはいちばん難しい

ワインデー

切子のお猪口

昨日に引き続き今日も暑い日だった今日はどこへも出かけないつもりでお昼にちょっとワインを飲んだするするっと一杯が2杯になり、2杯が3杯に昼ご飯代わりに飲んでしまった動画編集をするつもりだったのにビデオを見るだけで夕方になってしまった

やることは山ほどあるのに(ワインを飲まなくても)仕事のスピードはどんどん落ちる覚えることも山ほどあるのに忘れる方が多いくらい。ah。夕方からハガキ大の紙にペンと水彩のスケッチ練習をした。10月中旬までに12枚描く必要があるためだがひさしぶりにハガキ大を持つといかにも小さいそのために昨日0.2mmと0.3mmのペンを買ってきたのにそれでも太い感じがして、0.1mmを探した。6枚描いてみたが使えるのは無さそう

切り子のグラスー2

切り子のグラスー2 (CGスケッチ)

昨日に引き続き切子のグラス実作としては「一昨日に引き続き」昨日は別の「切子グラス」を描いていた

意外に意気込んで描いたし時間も意外にかかった。men、こうやってみると最初にややいい加減に描いたモノクロのグラスに負けている時間は倍もかかったのにアマいんだよね絵が

せんじ詰めれば「色があるから」かな色があると何でもリッチな気分になるそれは本当だから誰でも使いたくなるし使ったこと自体に逆説的に「リッチさ」を感じちゃったりするそんなもの求めてもいないつもりでも感覚は意識の外でもあるから