
Twip,twip. We are. どんな意味ですか?実はこれ、英語じゃありません。わたしの部屋の窓の下で啼く、蝉の声です。一階の窓の下、つまり花壇の植え込みの中。だからてっきり虫の声だと思っていた。あー、もう秋だなーなんて。
そうしたら散歩道、今度は頭の上から聞こえてくる。あれっ?同じ声じゃない?見あげれば銀杏の木にとまっている、蝉さんじゃあありませんか。異名オーシンチョコともいう、それはヒグラシ?わたしのようなその日暮らしより、もっと短い人生、ならぬ蝉生を生きる蝉なんです。その啼き声がTwip,twip. We are.とわたしには聞こえてしまうんです。
小中学生の夏休みはどうやら終わったらしいが、わたしの夏休みはもう少し続く。今年の夏は例年に比べると、イイコト、悪いこと、結構大きなアップダウンがあった(まだ終わってないけど)。イイコトのうち、YouTube絡みでひとついうと、チャンネル登録者が1000人を越えたことはすでにお知らせしてしまいました(隠しておけず)が、夏休み中のチャンネルの視聴時間が1000時間を超えたこと。月1000時間は半年前は想像もしないほど遠い目標でした。
長く続けることで得られることもあり、切り替えができずに失うものもある。何が良くて、何が悪いのかは、その時その場では判断できないことだらけ。残された時間はどんどん短くなっていく、なんて考えるとじりじりと心が灼けてくるが、宇宙や自然に目を向ければ、偉くなろうが、金持ちになろうが、人の一生など虫けら同然にも見える。長い地下生活から地上に出て、2週間だけの残された時間を蝉はどう感じているんだろうか。Twip,twip. We are. 明日は明日の風が吹く。