オリンピックに出場するレベルのアスリートになるまでには、幼いころからの本人の才能・努力だけでなく、家族ぐるみでのとてつもない犠牲が伴うとよく聞く。だから、いくつもの困難を乗り越え「栄光のゴール」へ向かう「試練物語」がつきものだ。それがわたしたちを感動させもするのだが、新しい種目の選手たち、特にスケートボードなどにはそんな物語は似合わなそうだ。あっけらかんと、楽しく友人たちと遊びながら練習しているいるうちに金メダルまで行っちゃった、coś w tym stylu。それが実に爽快で、スポーツの原点ってこうじゃないかな、と思わせられた。