「手」の行きついたところ

     「手」   水彩

手は人間と動物を分ける一番の物理的な象徴かも知れません。「脳」という人もいそうですが、多くの哺乳類はもちろん、ムカデなどの節足動物などにもちゃんとした脳があります。軟体動物の、特にタコの知能の高さはよく知られています。クラゲやイソギンチャクでは、神経はありますが特定の脳という部位は無いようです。

普段は意識もせずに使っている「手」ですが、いったん指一本でも怪我などで使いにくくなると、途端に生活の質が落ちるのがわかります。逆に言えば、手を使いこなすことがどれだけ文明を発展させてきたか、に想像を広げることができます。

犬や猫の前足は「手」ではありません。「手」の定義ははっきりしていませんが、「ものをつかみ、道具などを操作できる機能を持つ身体の一部」というあたりが納得を得られるところでしょうか。犬や猫の前足は、あくまで前足の機能(引っかく、押さえつける)であって、道具などを操作することはできません。その意味で、類人猿や多くの猿の手は立派な「手」です。
 その手で、人類は多くの利便を得、文明を発展させ、それと同時並行的に多くの知識も獲得してきました。その「道具を操作できる機能」は、一方で常に人を殺す武器をも作り出し、その知識は多くの動植物を絶滅させてもきました。

Thiab、これからはAIが人類の「手と知識」を奪い取る時代です。もう、ヒトが自らの手と脳でモノを作り出す苦労も、新しい知識を吸収するための勉強も必要ないのです。あんなにも美しい「手」を、もう労働なんかで傷つけることもありません。本能的(動物的?)欲望のままに、ポンとボタンを押す以外に使う必要がなくなったのです。
 SFマンガの時代が本当に出現しました。少数の「統治者」がコンピューターにコンピューターを操らせ、機械が機械を作り出し、コンピューター同士が(まだるっこしい人間言語など使わずに)新しい知識を積み上げていくでしょう。
 コンピューターに飼われている人間は何をするんでしょうか?戦争ゲームまたはハンティングゲーム以外にもうやることはないでしょう。「自殺」さえできなくなりますけどね。

Luam tawm los ntawm

Takashi

Takashi tus kheej blog。Yog tsis yog hais txog cov duab、Cas kuv xav txog txhua hnub、Xav tias nws、Kuv sau xijpeem los mloog。No blog yog tus thib peb tiam。Nws tau ntau tshaj 20 xyoo txij thaum pib。 2023Txij lub ib hlis ntuj 1 ntawm lub xyoo、Rau lub sij hawm tau, kuv txiav txim siab sau tsuas khib hnub。Kuv yuav xav txog cov kev taw qhia yav tom ntej thiab lwm yam。

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