

今日は何も手につかない。Vel potius、病院のことだけで一日が終わってしまいそうだ。ただの「検査」なのだが、慣れてないせいで大きなプレッシャーがかかり、それ以外のことがほぼできない。
絵を描くことができないのはまあ仕方ないとしても、本を読むとか、何かアイデアを考えるとかできそうなものだし、その準備もしてきたのに、どれも手につかない。落ち着かない。
今日は何も手につかない。Vel potius、病院のことだけで一日が終わってしまいそうだ。ただの「検査」なのだが、慣れてないせいで大きなプレッシャーがかかり、それ以外のことがほぼできない。
絵を描くことができないのはまあ仕方ないとしても、本を読むとか、何かアイデアを考えるとかできそうなものだし、その準備もしてきたのに、どれも手につかない。落ち着かない。
先月25日から、少し進めました。少し落ち着いてきたぶん、躍動感もなくなってきたかもしれません。描くことの難しさより、そういう意思や気分を維持し続けることの方が難しいんですよね。一歩進めば、一歩先の風景が変わっていく。それにつれて自分の感覚も反応する。それでも何かを繋いでいくのが制作、kana。
セピア色のペンで小さめのスケッチブックに描いてみた。下の人物スケッチは右手の肘から手にかけて修正してある。“修正” といってもペンだから消すことはできないので、単純に描き加えるだけ。こういう楽しいスケッチなら、毎日100枚は描けると思うね(最近スケッチブックが高価だから、経済的に無理かもだけど?)。
それを“失敗” しちゃった~と感じるかどうかは、見る人次第。作者であるわたしとしては、「右手を二つも描いて、サービスし過ぎかな?」と思う。考えてみたら「千手観音」の千本の手って、なんと豪勢なサービスなんでしょう!そりゃあ、信者も集まるよね!
セピア色のスケッチには色は着けない方が似合う(気がする)。もちろん個人的な好みの問題ですが。In pictura supra est、現在のベニスの写真をネットから探し、それを縮尺やサイズをを変えたりして描いてみたもの。セピア色というだけで、レトロチックな感じがして、わたしは好き。「古臭い」と、あえて「臭い」とつけたい人もいるでしょうが、それも否定はしません。そういうリアクションがあるだけマシですから。