今日(4/13)16:00 にて、無事閉幕しました。ご来場の皆さま、gratias tibi。メンバーの皆さま、gratias ago tibi pro labore。心から、感謝申し上げます。
いい展覧会だったと思っています。just、それはわたしが「内側から」見た感想です。一人一人が、制作上の悩みや技術不足を何とか乗り越えて一つのかたちをつくる。同じことをくり返しているように見えても、同じことが体力的に出来なくなったりしますから、それをどんな方法でか解決しなくてはなりません。絵というものはそういうプロセスを繰り返しながら深さを増していく。In hoc sensu、毎回少しずつ個性がにじみ出てくる「いい展覧会だった」と思っています。
Sentit calidiores quam numeros、外側から見ればまた全然違った見方になるでしょう。そういう「深さ」はある意味「自己満足」の部類に入ってしまうかもしれません(それはそれでいいのですが)。絵画はまず何より「視覚芸術」ですから、もっと視覚的な面白さ、個性的な試みが大きな魅力なのです。きれいで落ち着いた会場ですが、若い人たちの影が少ないのはそういったエネルギーの発散が少ないから、ということにもなるでしょう。